『夜を歩く士〈ソンビ〉』や『麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~』といった時代劇で、美しくしなやかな魅力を発揮してきたイ・ジュンギが、『オー・マイ・ビーナス』のシン・ミナと共演。無念の死を遂げた女性の幽霊にまつわる「アラン伝説」をモチーフに、幽霊の見える男と生前の記憶を失った幽霊との恋の行方が描かれている。
朝鮮時代中期。なぜか幽霊が見えてしまうウノ(イ・ジュンギ)は3年前に姿を消した母を探すため密陽へと向かう途中、死神から逃れてきた幽霊アラン(シン・ミナ)と出会う。彼女が母の持ち物であるはずのかんざしを持っていることに気づいたウノは、記憶を失ったアランの過去と死の謎を調べることにする。その後、地方の役人である使道となったウノは、行方不明になったままの女性がいることを突き止め、その女性の許嫁がチェ大監の息子ジュワル(ヨン・ウジン)だと知る。