16日、お笑いタレントのじゅんいちダビッドソンと、フリーアナウンサーの松本圭世がAbema競輪チャンネルの『Abemaミッドナイト競輪 弥彦 F2 最終日』に登場した。この日の放送は出演者の予想がほとんど当たらない、前代未聞の“不調回”となった。特に、進行を務める瀧山あかねアナの不調が目立った。
競輪は人気の選手が勝つ堅いレースもあれば、番狂わせが発生することも当然ある。第1レースの結果は、2車単は21番人気で8890円、3連単は71番人気の2万3610円がつくほど。これはさすがに当てられない。しかし、第2レースも2車単が10番人気の3910円で、3連単が42番人気の1万5240円とこれまた万車券が出た。
そんな展開に松本は思わず「難しくない?」と言い、続けて「万車券ってこんなに連発するもの?」と驚いていた。じゅんいちは「ガチガチの一番人気、二番人気で入るとかは、あんまりないかもしれないなぁ……」とこの日の展開を予想。
そこから出演者は本命をはずしたりと手堅すぎない買い方をしていくが、当たらない。同番組に何度も出演しているじゅんいちに対しては、視聴者から「不調」と書かれるほどだった。
第5レースを終えても誰一人として当たらず、瀧山アナからの「5レースまで誰も当たらないというのは、今までなかったんじゃないですかね」という情報に、じゅんいちと松本は「そうなの!?」と驚きの表情を見せ、じゅんいちは「ここまで来ると9レースあってよかった」と、通常放送時の全7レースではなく9レースあることに感謝した。
第6レースでようやくじゅんいちは勝ったが、25点買っていたため儲けは1100ポイント(円)だけ。「これだけ当たらなかったときの当たり方じゃない。(その日の)1レース目ぐらいで、とりあえず当てておこうの当たり方してる。僕はこれは×でいいです」と、このレースに勝ったものの納得はせず、的中させた時につける花はいらない、と宣言した。とはいってもめでたい気持ちにすべく、ホワイトボードには花がつけられた。
最終の第9レースでは、松本が14点を買って「買いすぎてわからなくなってるな」と視聴者からはコメントされ、じゅんいちからも「メンタルがブレブレになってるな」とツッコミが入った。瀧山アナに対しては、「これで外れたら卒業」という辛口コメントも書き込まれる事態に。
結局このレースでもじゅんいちと松本ははずしたが、瀧山アナは3-1-7の3連単を見事に的中させ「卒業、回避でいいですか? うれしい!」と安堵の表情を見せた。
勝った日には本田圭佑の名ゼリフでテッパンのネタである「伸びしろですね」を披露するじゅんいちだが、今回は「ドーンと当てたら、いつも言ってるセリフを言うつもりだった」とし、代わりに「おあずけですね」と本田圭佑風に締めた。
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