将棋の藤井聡太七段(16)が5月31日、竜王戦4組ランキング戦の決勝で、菅井竜也七段(27)と対局し、91手目で千日手となり指し直しとなった。30分休憩の後、持ち時間は藤井七段が残り1時間、菅井七段は1時間51分となり、菅井七段の先手で指し直しとなった。再開時間は午後8時36分。
藤井七段は竜王ランキング戦6組、5組と2期連続で優勝し、昇級と本戦出場を果たした。本局に勝利すれば、木村一基九段、永瀬拓矢叡王に続く、史上3人目の3期連続優勝で、本戦出場を決める。菅井七段とは過去2度対局し、いずれも敗戦。藤井七段にとっては難敵の1人だ。
終盤まで両者譲らない展開となると、藤井玉を攻める菅井七段と、受ける藤井七段の手が繰り返され、規定により千日手に。先手番が有利とされる中、残り持ち時間が多い菅井七段にとっては、指し直しであっても有利と言える。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
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