イ・ビョンホン主演の大ヒット映画『王になった男』でも取り上げられた朝鮮王朝の第15代王・光海君と、彼の異母妹にあたる貞明公主の数奇な運命を『イ・サン』、『トンイ』の脚本家キム・イヨンが壮大なスケールで描く歴史ドラマ『華政[ファジョン] 』
 父である王・宣祖から冷遇され、16年という長きにわたって世子の座に止まっていた光海君(チャ・スンウォン)。そんな彼の神経を逆撫でするかのように、宣祖は幼い永昌大君を王の座に就けようと画策していた。その後、宣祖が亡くなるのを目の前で見守った光海君は異母弟である永昌大君と異母妹の貞明公主(イ・ヨニ)を守ると約束して王位につくが、結局、永昌大君の命を奪ってしまう。一方、危険を察知した貞明公主は王宮を脱出してファイと名を変え、女性であることを隠して倭国へと渡っていた。