2日、神戸ワールド記念ホールで行われたISKA世界フェザー級タイトルマッチでマーティン・ブランコ(30・アルゼンチン)を2RKOで破って新王者となった“キックボクシング界の神童”那須川天心(20・TARGET)。試合終了後にはリングで「世界へ飛び出したい」と“世界進出”宣言まで披露した。
一方、2日の試合でキックボクシング3冠を達成したばかりの那須川と22日、
「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」で対峙することが決定しているボクシング元世界3階級王者の亀田興毅(32)が、那須川の試合直後に会場で撮影した写真と共に自身のインスタグラムを更新。
「天心くん、見事2RKO勝ちでISKA世界フェザー級チャンピオンに。客席から見た天心くんはこれからの格闘界を背負っていくオーラがあった。プロとして決めるところでしっかりと決める。素晴らしい! おめでとう! そして6月22日には格闘技の枠を越えてボクサーとキックボクサーが拳を交える。未来ある若人にボクシングの厳しさを教えてあげよう…」
と那須川のKO勝利に敬意を示しつつ、特別ルールとなるボクシング対決へ向けた意気込みを改めて語っている。また最初の投稿からしばらくして「未来ある若人に申し訳ないが完全粉砕して1000万円をいただく」とのハッシュタグも付け加えられるなど、2018年5月5日のポンサクレック戦以来、約1年ぶりとなる那須川戦を前によほどの刺激が入った様子だ。
対する那須川は試合後のインタビューで「ボクシングを舐めたことは一度もない。世界三階級制覇した選手だし本当に尊敬もしている。自分にとっては“ボクシングはすごい”と思っているからこそのチャレンジ。亀田さんはしっかり調整してくると思うので、そこで圧倒的な試合をして(亀田の決め台詞である)『どんなもんじゃい』と言い返したい(言いたい)。もっと格闘技を盛り上げたい、ブームで終わらせたくない」と意気込みを語っている。
ボクシングとキックボクシング、奇しくも“3つのベルトを持つ世界王者”同士の一戦。その結末から目が離せない。
(C)AbemaTV
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30分で振り返り! 那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円