山口県下関市で3月上旬から4月上旬に掛け、皮膚が剥がれた状態の猫が相次いで見つかった。人為的なものであるかどうかは分かっていないが、「虐待の可能性がある」と近所の人から相談を受けたボランティアの女性がこれまでに10匹を保護しているという。この件に関して、2日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュース』で議論が行われた。
13年間、暮らしを共にする猫がいるという愛猫家で文筆家の古谷経衡氏は「獄門にすべき」と怒りを露わにする一方で欧米の例を挙げて「イギリスなどではアニマルポリスといって動物虐待専門の警察官がおり、ボランティアとは異なって逮捕権を有する。ところが日本ではせいぜい動物愛護法違反。さらに日本の法律的にペットはモノ扱いになるので、飼い猫に万が一の事態が起こった場合でも、民事で賠償請求するくらいしかできない。日本でもアニマルポリス的な組織をつくって、即逮捕できるようにすべきだ」と私見を述べた。