お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太とアイドルグループ・ラストアイドルの西村歩乃果が、Abema競輪チャンネルの『Abemaミッドナイト競輪 弥彦 F2初日』に登場。元々は美容師やメイクアップアーティストなどの“裏方”として働いていた西村。様々な経験や苦悩を経てアイドルとなったからこそ、今の若いアイドルたちに思うところがあるようだ。
西村は現在グループでのワンマンライブに向けたレッスンを行っているようで、そこでのケータリングの話に。西村によるとリハーサルであればケータリングが出るが、普段の練習では出ないという。それを聞いた徳井は「ケンタッキーとかあったらちょっと……。甘やかしたらダメよ。大人はすぐに肉を食わそうとするから。アイドルに優しすぎるんだよ」と持論を展開。
徳井が「西村さんは25歳だし、一度働いていたし、辛いことも経験しているからいいけど、17歳や18歳のアイドルは、飯は食えるし移動は車ってなると」と続けると、これに同調するように西村は「世の中はこんなに甘くないぞ」と一言。
さらに西村は「(待ち時間に)座ってていいんだとか、携帯いじってていいんだって思う。裏方は四六時中、気を張ってないといけないし、フリーだったんで、仕事ができなければ(オファーが)来なくなるし。体力的にはラク」と今が恵まれた環境であることには触れつつも、「アイドルは精神的に疲れる方が大きい」とアイドルならではの苦労も明かした。
この話には徳井も熱が入り「若い子たちには一度、新聞配達をやらせた方がいいね」と働いてお金を稼ぐことの大変さを学ばせるべきだと主張。西村も「大事だと思います。社会に出ることで、社会に通用する人間なのかがわかる。一度働くと自分はこんなにできなかったんだと思うことがある」と徳井の主張に賛同した。
「でも(アルバイトをさせたら)『おなか痛いんで休みます』って半分くらいが来なくなっちゃうね」という徳井に「それはありますね(笑)」と西村。さらに徳井は「芸能関係で1日働いて8000円ってことはない。1時間で5000円くらいと考えると、アイドルに慣れていたら8時間は長く感じるかもね」と、一般の社会人と芸能人との働き方の違いを指摘した。
そんな西村は、ラストアイドルとして先月17日に出演した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。「メンバーが多いので、テレビに抜かれるメンバーもわずか」と52人の大所帯であるがゆえの苦悩を告白。
カメラに映るための工夫として「カメラさんとの呼吸が大事。リハのカメラテストでどのタイミングで抜かれるかわかるんで、カメラが光ったタイミングでキメ顔しました」と、事前からの心構えが重要だと明かした。
なお、この日の出演者の競輪予想の成績は、徳井が7レース中1レースの的中で回収率は20%、西村は3レース的中で54%の回収率、AbemaTVの西澤由夏アナウンサーは2レース的中の回収率30%と、全員がポイントを減らす結果となった。
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