あるのか、ないのか。注目されていた来月の"衆参ダブル選挙"について、安倍総理が見送る意向だと報じられた。10日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、政治ジャーナリストの細川隆三氏とともにダブル選挙に向けて永田町に吹いた衆議院の"解散風"を振り返り、今後の動きを予測した。
"風が吹き始めた"といわれたのは、4月半ばのことだった。きっかけは「(6月の日銀短観を踏まえ)万が一景気が腰折れすれば、何のための増税なのか、与党として良く見ながら対応したい」「国民の信を問うことになる」という萩生田幹事長代行の発言だった。また、菅官房長官も4月22日の定例会見で「解散は総理の専権事項である。総理がやるといえばやるし、やらないといえばやらない」などと発言、解散に踏み切る可能性をちらつかせ野党側をけん制していた。