安倍総理が滞在中のイラン近海・ホルムズ海峡付近で、日本の積荷を積んだタンカーが襲撃された。イランのメディアによると、攻撃を受けた2隻の船員は44人全員が救出され、近くの港に移送されたことを伝えている。
 襲われたのはノルウェーのフロントラインが所有する「フロント・アルタイル(FRONT ALTAIR)」号(マーシャル諸島)と、日本の国華産業が運行する「コクカ・カレイジャス(KOKUKA COURAGEOUS)」号(パナマ船籍)。国華産業の堅田豊社長によると、サウジアラビアから東南アジアに向け爆発の危険性のあるメタノールを運ぶ途中、「船に砲弾を受けたという第一報が入った」と説明した。