持ち時間5分、1手につき5秒が加算される将棋の超早指し戦「第2回AbemaTVトーナメント」の本戦トーナメント1回戦(三番勝負)、糸谷哲郎八段(30)と近藤誠也六段(22)の対戦が、6月16日に放送される。
糸谷八段、近藤六段ともに予選ブロックを1位で通過。糸谷八段はもともと定評のある早指し早見えに加えて力強い将棋を展開。近藤六段は2度目の出場となる経験をもとに、激戦ブロックを勝ち抜いた。
AbemaTVが行った勝敗予想アンケートでは、ファン828人から回答が集まり、糸谷八段の勝利を予想する声が81%と圧倒した。
◆AbemaTVトーナメント 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治九段の着想から生まれた、独自のルールで行われる超早指しによるトーナメント戦。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生九段が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選A~Cブロック(各4人)は、三番勝負を2回制した棋士2人が、本戦への出場権を手にする。本戦トーナメントは8人で行われ、前回優勝者の藤井聡太七段、タイトルホルダーとして渡辺明二冠がシードとなっている。
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