将棋の王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦が6月24日に行われ、羽生善治九段(48)と佐々木大地五段(24)との対局は、持ち時間5時間を使い切り、1分将棋に入ってから141手で千日手が成立、指し直しとなった。
 両者、ゆったりと時間を使って進んだ対局は、羽生九段優勢のまま最終盤へ。粘りを見せた佐々木五段の最後の攻撃に対して、羽生九段も手順を変えることができず、同一局面が4回繰り返されて指し直しとなった。