容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」を巡って香港が揺れている。
 今月9日に始まった大規模デモは香港史上最多となる103万人を集結させたが、林鄭行政長官が同改正案の撤回に応じなかったことを受け、12日にはさらに大規模なデモに発展。また催涙弾の使用などによってデモ隊に多数の負傷者を出すと、16日には香港市民のおよそ3人に1人となる200万人が林鄭行政長官の辞任を求めてデモに参加した。