25日、デーモン閣下がMCを務める「10億円会議 supported by 日本財団」が放送された。
今回はSKE48の松井珠理奈、須田亜香里、大場美奈、北川愛乃、古畑奈和、熊崎晴香、鎌田菜月が、審査員を相手に“世の中の役に立つプラン”を考え、プレゼンに臨んだ。アイドルだからこそ実現できることとは何なのか? 資金提供を受けられるだけの説得力を持たせられるのか? などを議題に、プレゼンに先立ってメンバーたちはミーティングを行った。
握手会やライブなど、大勢のファンと関わってきた経験から「ネット上でアイドルが悩み相談を受けるシステムを作る」「障がいを抱える方でも楽しめるライブを行う」などのアイディアが飛び出す中で、大場は「就活生って握手会に来ても暗い事しか言わない」と、ファンの中にいる“就活生”に着目した発言を行った。
「私たちも社会人としては、芸能歴と社会人歴は伴っているから、そういう意味ではいろいろアドバイスできることがあるんじゃないかな?」と、彼らの力になりたいと話した大場。日々握手会などでコミュニケーション能力を培っているため、「アイドルとしての働き方」を企業セミナーのように伝授したいとのことだ。
これには須田も「私、それ好きだ!」と賛同。さらに、話が進むうちに須田は「『アイドル戦国時代』と言われて、この10年くらいでたくさんアイドルが増えたじゃないですか。でも解散したりして、アイドルを失ったらその後何をしたらいいかわからない子もいる」と、アイドルが芸能活動を辞めた後に、社会人として働くビジョンが明確でない問題点を指摘した。
話し合いを経て、この2人の意見を合わせる形で完成した提案プランは、「元アイドルのための就職説明会を開催する」というもの。「アイドルとして活動していると、大学を諦めちゃう子もいる。元アイドルで学歴はないかもしれないけれど、アイドルだからこそ培った経験はある。アイドルっていうのは、偏見が絶対についてしまうものだから、そこを絶対に覆したい」と理由を明かした大場は、「新しい形の就職活動・就職説明会をやりたい」と意気込みを語った。
(C)AbemaTV
【見逃し視聴】
「アイドルという偏見を覆したい」SKE48・大場美奈、“アイドルからの再起”を救う就職説明会を熱弁
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7月2日22時30分~ SKE48のメンバーがアイドルの将来をかけたプレゼンに臨む!