SNSの「バズ」によって、誰しもが著名人になる瞬間が訪れる時代になった。Twitterが趣味の20歳の女子大生、くつざわさんもその一人だ。
 「何もしてない、ただの女子大生だった。もともとモノマネをするのが趣味で、友達を笑わせたくて動画を投稿していた」。そう話すくつざわさんが4月に何気なくTweetした48秒間の動画が生活を一変させた。それが「言葉は特に発さず下唇を噛んでクネクネしているだけなのに鼻息で持ち帰りOKオーラを出すことに慣れてしまった1年女子大生の秋」。これが猛烈な勢いで拡散、投稿からわずか3日で5万人以上が新たにくつざわさんのフォロワーになった。