新海誠監督の最新作「天気の子」の公開を記念して、TwitterとAbemaTVで「君の名は。ノチ天気の子実況特番」が生放送された。番組には「君の名は。」で立花瀧役を演じた俳優・神木隆之介、宮水三葉役を演じた女優・上白石萌音、さらに「天気の子」から森嶋帆高役の俳優・醍醐虎汰朗と天野陽菜役の女優・森七菜が出演。さらに新海監督からも直接メッセージが寄せられた。
新海監督から寄せられたメッセージを、醍醐と森が代読した。「神木くんと萌音ちゃん、七菜ちゃんと醍醐くんという大好きな尊い4人が同じ場所に集まっていることが、お仕事のご褒美のようにとても嬉しいです」と綴った監督は、「神木くんと萌音ちゃんのおかげで『君の名は。』は僕たちスタッフにとって、とても特別な作品になりました」と神木と上白石にあらためて感謝。「たくさんの方に笑ったり泣いたりしていただけた経験は、新作を作りたいという強い気持ちに繋がりました」と「君の名は。」の大成功が「天気の子」へのモチベーションになったことを明かした。
「そして『天気の子』という作品をいま全力で作っています。醍醐くんと七菜ちゃんというとても素敵な2人にもめぐり逢えて、とても力強い作品になるという手応えを感じています」とその仕上がりに自信を見せた新海監督。「映画『天気の子』を、“権利じゃなくて義務なんだ”という気持ちで、ぜひ劇場に足を運んでください。瀧と三葉、帆高と陽菜からも、視聴者のみなさんにお願いしておいてくださいね。よろしくお願いします」と、「君の名は。」の劇中歌でおなじみのRADWIMPSの名曲「スパークル」の歌詞の一節を引きながら、あらためて4人に呼びかけた。
心の込もったメッセージに、拍手に沸くスタジオ。神木は「いつお会いしても、人柄の素敵な方だなと思います。なにかを伝える、だれかを表現するときに、表現がすごく美しいんですよね。こういう美しい表現があるのか、っていうふうに褒めてくださる」とその人柄を絶賛し、上白石も「決して難しい言葉ではなく、まろやかな日本語で届けてくださる」と新海監督の人格面の魅力を語った。
もちろん、森も「恐縮です。ありがとうございます、新海さん！」とあらためて新海監督に感謝。「『君の名は。』は本当に素敵な作品。その新海さんがまた新しい作品を作られる。これがまた、とても素敵な作品になっています。ぜひ見に来てくださると嬉しいです。この夏、最高のエンターテイメントです！ 義務です！」と視聴者に向けて「天気の子」を自信たっぷりにオススメしていた。
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