先場所、平幕優勝を果たした前頭筆頭・朝乃山(高砂)が、大関・豪栄道(境川)を寄り切りで下し、成長ぶりをはっきりと見せつけた。
5月の夏場所、12勝3敗で優勝した朝乃山は、番付を7つ上げたことで、今場所は初日から大関戦。初優勝を決めた一番で戦った豪栄道に対し、この日も立ち合いから鋭くぶつかると、ベテラン大関の圧力に屈するどころか、むしろ自分のペースに。土俵際でもしっかりと体を寄せる快勝だった。
この相撲内容に、AbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上は「いい相撲でした。今場所期待できますね。(優勝で)自信がついたんじゃないですか」と絶賛。2日目は42度の優勝を誇る横綱・白鵬(宮城野)との取組だが「これは分からないですよ? 白鵬も簡単に勝てない相手になっているのでは」と期待した。
また視聴していたファンからも、大関相手の堂々たる相撲を見せた朝乃山に対して「化けた」「本物」など、驚きも含んだ歓声が多く寄せられていた。
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