横綱・白鵬(宮城野)が、先場所優勝した前頭筆頭・朝乃山(高砂)を豪快な上手投げで破り、初日から2連勝とした。
右上腕の負傷から夏場所を全休した白鵬だが、この日の取組ではその夏場所で平幕優勝を果たした朝乃山を相手に、立ち合いで鋭く踏み込むと左上手をがっちり。勢いのある若手力士が喰い下がるところを慌てずじっくり見ると、最後はタイミングよく豪快な上手投げで倒した。
AbemaTVで解説を務めた、元小結・旭道山は「横綱、慎重でしたよ。相手の力を見極めた。相手が来たところを仕掛けました」と、落ち着いた取り口だったと指摘していた。
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