「クソ前座でムカつく」森本“狂犬”義久、ONE初参戦の相手が“いいヤツ系”でモチベーション不足気味
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 アジア最大級の格闘技プロモーション「ONE Championship」に、日本からまた一人、強豪が参戦する。7月12日にマレーシアで開催されるクアラルンプール大会、キックルールでジョシュ・トナーと対戦する森本“狂犬”義久だ。那須川天心のホームリングとしても知られるRISEのフェザー級トップファイターである森本。5月の篠塚辰樹戦では舌戦も話題になった。

 この試合に勝った森本は、すぐに(以前から契約していた)ONEでのデビュー戦に向かうことに。試合間隔は短いが、コンディションなどは「全部いい感じ」と森本。むしろ2カ月に一回のペースで試合をするくらいでいいという。曰く「試合が決まってた方が練習も楽しい。気合い入るんで」。

 MMAだけでなく立ち技部門も充実しているONEについての印象は「タイ人がマジヤバい」。だが、だからこそその舞台を目指した。「超強いヤツらがいるところに行って結果を残したいじゃないですか。だから今、楽しいですよ。練習量も増えましたね」。

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 ONEのキックボクシングはオープンフィンガーグローブを着用する。当然、いつもの試合とは勝手が違う。グローブの大きさ、厚みを使ったブロックができないのだ。

「(ガードの隙間から)アッパーとか入っちゃうんで。固まらないように足を動かし続けないと。でもそんなに気にはしてないですね。いつもより殴られるかも、っていうくらい。その分、自分のパンチも当てられるんで楽しみですよ」

 対戦相手のジョシュ・トナーについては「はっきり言って全然強くない」と斬り捨てる。

「前に出てパンチを振ってくるけど、その圧力に飲まれなければ簡単かなと。特に光るものはないですね。俺的には得意な選手。前に出てくる選手だから、こっちが圧力かけて下がらなければ楽な試合になるんじゃないかと」

 最大の目標はRISEフェザー級のベルト。今後もRISEには並行して参戦していくという。それに加えて、今後はONEのベルトを狙う。そのためには今回の試合、つまりONEでのキャリアのスタートは重要だ。しかし森本は意外な“難題”に直面しているようだ。「刺激が足りない」というのである。篠塚戦では試合前から“因縁”が盛り上がり、それが練習のモチベーションにもなった。しかし今回は外国人選手が相手だ。なかなか“舌戦”も難しい。

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「相手のインスタ見つけてコメント(で挑発)したんすけどね。なんか向こうは“いいヤツ系”で(苦笑)。生意気なこと言ってきてほしいんですけどね……」

 そんな森本を「ムカつく」と言わせる要素もある。出番が大会の第1試合なのだ。篠塚戦も(相手の会見欠席のペナルティに付き合う形で)第1試合だったが、今回は本人曰く「クソ前座」である。「ムカつくから、熱い試合して俺のこと覚えさせてやりますよ」と燃えている。RISEの試合も放送され、反響が大きかったという。ファンへのメッセージを求められると、森本は少しばかり考えてこう言った。

「マジで何もないんですけど(笑)。まあ、(試合を)見てれば分かるってことですかね」

(C)AbemaTV

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ONE Championship クアラルンプール大会

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【死闘】 因縁の対決で衝撃決着!森本“狂犬”義久 vs 篠塚辰樹 | 動画視聴は【Abemaビデオ(AbemaTV)】
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