先月18日、自宅で体調の異変を訴え、救急搬送されていたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が9日午後4時47分、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため、入院していた都内の病院で亡くなった。87歳だった。
 1931年にロサンゼルスで生まれ、アメリカのショービジネスに強く影響を受けたジャニー社長は、1962年にジャニーズ事務所を創設。歌や踊りだけでなく、俳優や司会とマルチにこなす男性アイドルを数多く輩出した。ジャニー社長の訃報に、ジャニーズ事務所はコメントを発表。「ジャニーがタレントたちと過ごした病院での日々は、かけがえのない時間となりました。新旧、様々な楽曲の流れる病室におきまして年長のタレントからJr.までが同じ空間でジャニーとの思い出を語り合う、微笑ましく、和やかな時間が流れていきました」と連日、ジャニーズ事務所に所属している多くのタレントがお見舞いに駆け付けていた様子を明かした。