京都を中心に活動するお笑いコンビの問題提起が賛否両論の嵐を巻き起こしている。問題となっているのは、京大大学院修了の小保内太紀(26)と京大総合人間学部3回生の知恵の輪かごめ(21)が今年4月に結成したばかりの「カフカと知恵の輪」を襲った、ライブ中の"いじり"だ。
 小保内によると、ライブにはコンビにとって初対面の若手男性芸人10人ほどが出演しており、女性はかごめ1人だけだったという。そして"こんな病院は嫌だ"という大喜利で挙手したかごめに対し、他の芸人が「京大生って考えると、なんかエロいね」と発言。かごめは黙り込み、小保内がツッコミの範囲内で止めに入るも、他の芸人から「エロい」「エロく見える」といった発言が繰り返されたという。「"俺、こいつとやりたい"ぐらいの意味合いでしかない"いじり"を僕がそれを止めるだけ、という時間が流れた。男性芸人側は"悪ノリ"に入っていて、やりながら"おもろい"という雰囲気になっていたけど、客席に伝わってはいなかったと思う」。