日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第36期鳳凰戦A1リーグの第6節A卓が7月15日に行われ、西川淳が+99.4と100ポイントの大台に迫る圧勝で、卓内トップを取った。
今期A1初挑戦ながら、前節終了時点でリーグ4位につけていた西川は、今節絶好調。1回戦から3連勝を果たすと、最終4回戦も大きい2着でフィニッシュ。トータルポイントでも、決定戦進出圏内(3位以内)に入る、暫定2位に浮上した。「ポイントのような数値ではなく力が通用するかが大事なので、次節以降も精一杯やりたいと思います」と、浮つく様子も見せなかった。
【試合結果】
1位 西川淳 +99.4
2位 和久津晶 ▲9.3
3位 古川孝次 ▲27.8
4位 瀬戸熊直樹 ▲62.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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