今や発祥の地に暮らすのはわずか30頭…プーチン大統領に贈られた「ゆめ」を育て上げた秋田犬ブリーダーの奮闘 テレメンタリー 2019/07/17 11:00 拡大する ピンと立った耳に、つぶらな瞳。太く、くるりと巻いた尻尾。均整の取れた体で凛々しく立つのは、日本犬として初めて国の天然記念物となった「秋田犬」だ。ちなみに読みは"あきたけん"ではなく"あきたいぬ"。秋田県大館市に本部を置く秋田犬保存会に認められた犬だけが名乗ることができる。 昨年、平昌オリンピック女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したロシアのザギトワ選手にメス犬の「マサル」が贈られたことをきっかけに人気が過熱。ぬいぐるみなどの関連商品は品薄状態が続き、ふれあい施設にも連日、大勢の人が詰めかけた。今や、海外で"AKITA"といえば、地名(県名)ではなく、「秋田犬」のことなのだ。 続きを読む