「ミラクルを起こす」宣言したワッキー、万車券はならずも「芸人として100点」と自画自賛/ミッドナイト競輪
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 お笑いコンビ・ペナルティのワッキーと、フリーアナウンサーの松本圭世が、Abema競輪チャンネルの『WinTicket ミッドナイト競輪 小倉 F2 初日』の生放送に登場した。この日、「ミラクルを起こす」と息巻いていたワッキーだが、本当にミラクルを起こす結果となった。

 番組冒頭で「僕、競輪自体が初めてです。競馬は多少ありますけど。いいんですか、この番組に出て?」と言いつつも「僕、ミラクルを起こす人間なんです」と真面目な表情。そして、これまで松本が共演した芸人の中でミラクルを起こした人が誰かいたかを聞くと「私と一緒に出た人はいない」と答えた。

 ワッキーは「今日です。皆さん、ミラクルを起こします!」と断言。松本も「100万車券ぐらいですね」と煽ると「出ますよ。今まで人生どんなミラクル起こしたか、パッとは言えませんが、僕はミラクル起こします! 以前、AbemaTVで『坊主麻雀』ってのをやりました。優勝したら500万円、負けたら坊主。見事に坊主になりました」と、過去のミラクルを明かした。

 この日が初競輪となるワッキーだが、約10年前に初めて買った競馬の馬券が3連単ボックスで1-3-7を1000円ずつ買ったという(合計6000円)。これがなんと200万円になったのだ。元々1-7は決めていたのだが、「3」を入れた理由についてと、1-3-7にまつわる裏話をこう語る。

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「当時、世界のナベアツさんの『1、2、3!』が流行ってたから3を入れたらきました。今日、競輪初めてなので、まさに同じ買い目にしました。しかも、7月13日はココリコの遠藤さんの誕生日で、僕の(はめている)この指輪には『1997 7.13』と書いています。これは嫁さんと付き合った日です」

 というわけで、第1レースは「1-3-7」のボックスを購入したが、ここは外れた。そして第4レースも1-3-7のボックスを3000ポイント(円)ずつ購入。「ここ、勝負しましたから」の宣言通り、見事に1-3-7が来て、16.4倍がついた。ワッキーは「やった! やった!」と喜び、あまりにも嬉しかったのか「ブイーーー!」と持ちギャグの芝刈り機を披露。さらには「やりました! 取れました! 競輪楽しい、楽しい!これ、賭けどころが良かったよね。こういうことでしょ。いやぁ、気持ちいい」と大騒ぎだった。

 そして、第6レースはワッキーも松本も2人とも的中させたが、この時もワッキーは1-3-7のボックスで5000ポイントずつだった。

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 最終第7レースになると、視聴者のコメントも盛り上がりを見せ、「1-3-7は絶対買うなよ!」というダチョウ倶楽部の「押すなよ、押すなよ」式のコメントも見られ、ワッキーが「これを買いました!」と見せたのが「1-3-7」の3連単ボックス。これを10000ポイントずつ買い、ドヤ顔を決めた。

「どうだ! ここだ。こういうことだ。楽しい楽しい。だって、みんながさぁ、ダメダメ言うから」と1-3-7にした理由を語った。さらには「1万ポイントですよ! (合計)6万ポイント使いました。みんな、『男だなぁ』と言ってくれたり。『これこそそんなに堅くないから当たればデカい』とコメントに書いてあります!」

 ワッキーは「最後はボーンと行かせてもらいました。お祭りというか。何よりも、このパターンが生まれたことがうれしい。『買うなよ、買うなよ』というダチョウさんのパターン」と、満足げ。松本も「こんなにコメント欄と一体感出たの初めてかも」とこの盛り上がりには感心していた。

 ワッキーは「見てる方も本当にお笑い分かってる」と視聴者のノリの良さを絶賛。しかし、結局このレースは外してしまい、6万ポイントが吹っ飛び最終的な残りは1万2025ポイントに。

 こんな結果になったものの、「でも、本当にお笑い芸人としてはここで外す。『押すな押すな』と同じで、『買うなよ、買うなよ』で買い大外れ。これは(芸人として)100点でしょ!」と芸人としての仕事を全うしたことには誇らしそうだった。

 コメント欄には「ワッキーさんは未来を買ったんだ」とあったが、これには「美しい言葉ありがとうございます。未来と笑いを買いました!」と語っていた。なお、松本は2万805ポイントが9671に減った。回収率はワッキーが67%で松本が27%。

(C)AbemaTV

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■ミッドナイト競輪                            

2011年から始まった深夜の時間帯に開催されている競輪の競走。全国の競輪場のうち小倉(北九州メディアドーム)、前橋(ヤマダグリーンドーム前橋)、青森、高知、佐世保、玉野、奈良、武雄、西武園、大垣、弥彦、別府、宇都宮、松阪、豊橋、松戸、川崎、伊東温泉、松山、函館、四日市の計21場で開催されている。基本的に各レース7車立ての7レース制で、第1競走の選手紹介は20時50分、最終第7競走は23時19分発走(一部の場で違いあり)。開催が深夜のため無観客で行われるが、ネット投票を中心に売上が年々伸びている。

■WinTicket                            

株式会社WinTicketが運営する競輪投票サービスで、2019年4月にスタート。各競輪場でおこなわれる競争に投票が可能のほか、レースのライブ映像、AbemaTV競輪チャンネルで放送されるミッドナイト競輪にフォーカスしたオリジナル番組「WinTicket ミッドナイト競輪」も視聴することができる。各種ポイントキャンペーンや、AI予想などもある。

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