将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が7月19日に行われ、梶浦宏孝四段(24)が近藤正和六段(48)を99手で下した。
 朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
 2015年4月に四段昇段を果たした梶浦四段だが、今年度は6月にタイトル保持者・永瀬拓矢叡王(26)に勝利するなど好調。本局でも、戦いが始まってからは積極的な攻撃を続け近藤六段を圧倒。今年度の成績を11勝2敗とした。梶浦四段は、あと2勝で二次予選に進出する。