株式会社ブラストの社内部門、特殊造形スタジオ ゼペットが手がけた「究極のパンダ着ぐるみ」。「生きている動物にしか見えない」を目標に2015年から設計を開始し、今月ついに完成。「パンダ着ぐるみ貸します!」とレンタルの受付を開始した。
動物園で徹底的に研究し、鼻などの皮膚に特殊シリコンを使用したほか、体毛はハリウッド映画で使われるメーカーと共同開発。さらに、立ち姿勢(二足・四足)が可能で、まばたきに口開閉もできるようになっている。
「究極のパンダ」へのこだわりについて、チーフクリエーターの高橋勇也さんは「体の部分もこだわりが詰め込まれているが、やっぱり顔に対しては何回も直したり、研究したりした。(難しいのは)目と口。動く箇所は他との兼ね合いで皮膚が伸びたり、毛が動いたりしないといけないので、その調整が難しかった」と話す。
そのリアルさにテレビ朝日の大木優紀アナウンサーは「動物を触る時の躊躇が出てしまうぐらい本当にリアルで、子どもが寄っていって『握手したい』と思えるものではない(笑)」と恐怖を感じたというが、「それは褒め言葉だと思います」と高橋さん。
なお、レンタルでできることはパンダの動きに準じ、着ぐるみの中には入れないとのこと。(中の人も含めてレンタル)。レンタル価格は100万~(税別)からで、ゼペットのホームページから申込みが可能だ。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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