26日、水泳の世界選手権が韓国の光州で行われ、男子200m平泳ぎ決勝で渡辺一平(22)が2分6秒73で銅メダルを獲得した。金メダルは前回覇者のチュプコフ(ロシア)で、2分6秒12の世界新記録を樹立した。
AbemaTVで解説を務めたロンドン五輪200m平泳ぎ銀メダリストの立石諒は「渡辺選手もベストから0.06秒(遅れ)なんですよ。このタイムで3位ですから。平泳ぎのレベルは常に進化していますね」とチュプコフの泳ぎに脱帽。渡辺については「ここ最近で、最高にいい泳ぎをした」と評価し、「何回か(レベルの高い)レースをしたら、渡辺一平は来年世界記録で優勝ですよ」と来年の東京五輪での活躍に太鼓判を押した。
男子200m背泳ぎ決勝の入江陵介(29)は1分56秒52で5位となり、8年ぶりの個人でのメダル獲得はならなかった。