「被害者を自分のものと思い込もうとした」
 奈良市で同僚女性の自宅に侵入し、自分の尿を化粧水に混ぜた介護職員の男が逮捕された。女性から警察に「同僚がストーカーかもしれない」と通報があり、住居侵入の疑いで逮捕されたのは、土井貴文被告(46)。その後の調べで、土井被告の日記に尿の混入についての記載があり、器物損壊の疑いで再逮捕に至っている。その心理とは一体……。
 「世界一まじめなおしっこ研究所」の著書で、高校で生物学の教師を務める金子大輔氏は「犬がよく電柱におしっこをかけてマーキングするように、男性には自分のものにしたい。または性的魅力を感じるものに体液をかけるという心理が働いたのでは」と推測。尿をかける行為と、混入する行為における心理的違いについては「あまり違いは無い」と話した。