将棋の王位戦七番勝負の第2局が7月30日、北海道札幌市の「京王プラザホテル札幌」で行われ、豊島将之王位(名人、29)が52手目を封じたところで、1日目を終了した。
 同シリーズの第1局は、豊島王位が快勝。初タイトル獲得の最年長記録がかかる木村一基九段(46)との第2局は、相掛かりの出だしとなった。第1局は、豊島王位が持ち時間を3時間以上残しての完勝となったが、本局では逆に木村九段が持ち時間で約2時間リードした状態で、1日目を終えることになった。2日目は午前9時から。