将棋の王位戦七番勝負の第2局が7月31日、北海道札幌市の「京王プラザホテル札幌」で再開した。豊島将之王位(名人、29)が1日目に封じた52手目が開かれ、挑戦者の木村一基九段(46)の手番で、2日目がスタートした。
 同シリーズは、初防衛を目指す豊島王位が、第1局で快勝。史上最年長でのタイトル初獲得を目指す木村九段は、本局に勝利し、まずはタイに戻したいところだ。相掛かりの出だしで進んだ本局は、1日目終了の時点で、木村九段が持ち時間では約2時間残す展開になっている。