「NHKをぶっ壊す!」を合言葉に、NHKスクランブル放送の導入を目指して国政に進出、ついに参院選で1議席を獲得した「NHKから国民を守る党」。すでに元日本維新の会の丸山穂高議員が入党、閣僚経験もある渡辺喜美議員と統一会派を立ち上げて党勢を拡大、話題を呼んでいる。1日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』でも、出演した橋下徹氏と東国原英夫氏が、"N国党"と立花孝志代表をテーマに議論した。
まず、東国原英夫氏は「議員数を確保しないと委員会等々で質問に立てないので、テクニックとしてはそうするだろうなと感じる。実際、会派を作ったことでくじ引きに参加できて、予算委員会に出席できることになった。ただ、僕は基本的に立花代表のことは嫌い。地方自治をなめていると思う。船橋市議、葛飾区議、堺市長選だとかに"NHKをぶっ壊す!"でちょこちょこ出て、有権者が投票するのは良いけれど、もっと地域に根づいたことを訴えろよと思うし、当選したのなら任期中はそこに寄り添う姿勢を見せるべきではないのか。そもそも地方自治体に放送法は関係ない。最初から国政に行けよと。地方で票を掘り起こし…という彼のテクニックなのはわかるけど、政治哲学として僕は受け付けない。合流する丸山くんも嫌いだし、最悪。政党交付金とか立法事務費といったお金が欲しかったんじゃないかなと思わざるを得ない」と立花代表の姿勢を厳しく批判。