4歳の時に感染症で両手両足が麻痺。現在は車いすでの議員活動を続けているさいたま市議の傳田ひろみ氏(5期目)が、先に行われた参議院選挙において、重度の障害を抱えながらも「れいわ新選組」から出馬して当選を果たした船後靖彦議員、木村英子議員に「議員になれたこと自体がもう、議員として立派な役割を果たしている」とエールを送った。
両氏が当選に至るまでに「大きな壁があった」と推測した傳田氏は「国会議員になられたことで国民全体に知れ渡った。そのことだけでも、立派に議員としての仕事をやっている。私たちも長年取り組んできたけれども、なかなか議論の場に乗せてくれなかった課題をすぐさま取り上げて素晴らしい。大きな第一歩だと思う。体調に気をつけながら続けて欲しい」と自身が直面した困難の数々を思い返しながら興奮気味に語った。