将棋の叡王戦段位別予選(八段戦)で、行方尚史八段(45)が浦野真彦八段(55)を96手で下し、2回戦に進出した。次戦は、山崎隆之八段(38)と稲葉陽八段(30)の勝者と対戦する。
 叡王戦は、全棋士、女流棋士1人、アマチュア1人によるタイトル戦で、段位別予選、本戦トーナメントを勝ち抜いた2人が、挑戦者決定三番勝負を行う。挑戦者は、永瀬拓矢叡王(26)と七番勝負を行う。予選は四段、五段、六段、七段、八段、九段と、段位別で行われ、各段位によって本戦出場枠が異なる。