将棋の叡王戦段位別予選(八段戦)が8月7日に行われ、山崎隆之八段(38)が稲葉陽八段(30)を118手で下し、2回戦に進出した。
 相掛かりの出だしから進んだ本局で、山崎八段は積極的な踏み込みからペースを握ったが、終盤に向けて稲葉八段の反撃を受けて、一時は劣勢にも見える展開に。それでも稲葉八段が1分将棋で指し続ける中、接戦でわずかに上回った。
 山崎八段は次戦、行方尚史八段(45)と2回戦で対戦する。