
日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第4節D卓が8月7日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、Mリーガーの黒沢咲が+26.1で卓内トップを取った。
前節までに大きなマイナスを抱え、最下位に沈んでいた黒沢は、大きなトップが必要な中で、いきなり痛恨のチョンボ。それでも気合を入れ直して戦い続けると、3回戦には跳満のテンパイを外して、役満・四暗刻をアガり切る勝負強さを見せた。「依然厳しい状況ですが、ポコンと100(ポイント)勝ったりするんで、諦めないで頑張ります」と前を向いていた。
【試合結果】
1位 黒沢咲 +26.1
2位 二階堂瑠美 +16.9
3位 和泉由希子 ▲21.8
4位 清水香織 ▲41.2
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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