働き方改革に逆行? 中高生の半数以上が望む勤め先は「給料は高いけれど残業時間が長い会社」
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 ソニー生命調べによる中高生を対象とした最新の意識調査が発表された。

 今回発表されたのは、中高生が思い描く将来についての意識調査。中学生に聞いた大人に対するイメージは「大変そう(85.5%)」「疲れている(92%)」「尊敬できない(53%)」といった内容。「10年後の日本は?」という問いに対し、中学生は「明るい 33.5%(※『明るい』と『どちらかといえば明るい』)、高校生は「明るい 26.4%」という、なんとも悲しい結果となった。

働き方改革に逆行? 中高生の半数以上が望む勤め先は「給料は高いけれど残業時間が長い会社」
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 続いて、男子中学生を対象とした将来なりたい職業ランキングでは、第1位「YouTuberなどの動画投稿者」や、第2位「プロeスポーツプレイヤー」などといったいわゆる現代的な職業がズラリ並んだ。男子高校生も似たような内容で、昭和世代には驚きの結果となった。

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 また中学生の5位、高校生の2位にランクインしたのは「社長などの会社経営者、起業家」。プライベートジェットを公開したり、数十億の絵画を購入したり、華やかなイメージのあるZOZOTOWN代表取締役・前澤友作氏の影響か。前澤氏と同じく起業家の牧浦土雅氏はこのランキングについて「YouTuberも、eスポーツも、エンジニアも比較的稼ぎがいい職業になっているので、みんな所得の高い職に就きたいのかなと思う。そんな中、社長・経営者は効率が悪いといえば悪いですし、成功率がものすごく低いので、リスクテイクする学生が増えてきたのはいいこと」とコメントした。一方で、女子高校の1位は「公務員」。堅実志向にあるようだ。

 さらに働き方改革が進む中、「”働き方”どちらが幸せ?」というある種、時代に逆行するようなアンケートも実施された。「給料は高いけれど残業時間が長い会社で働いている」「給料は低いけれど残業時間が短い会社で働いている」という2択に対し、中高生の半数以上が選んだのは前者だった。また30歳時点の目標貯金額(平均額)を聞くと、中学生が1075万円、高校生が921万円。アンケートをとった時期が”老後2000万円問題”が話題になっていたこともあり、このような結果となった。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

▶︎【映像】ZOZO前澤氏の影響? 中高生の将来なりたい職業ランキングが発表

中高生の将来なりたい職業ランキングが発表
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