石橋伸洋(最高位戦)が、8月11日に放送された 「RTDトーナメント2019」セミファイナルB(準決勝) 1・2回戦(全4回戦)で、初戦3着、2戦目2着のトータル3位となり、後半2戦を戦うことになった。グループDでは役満・四喜和をアガる等、ストレートに勝ち上がり、RTDリーグ3年連続予選敗退の悪夢を払拭していた。
2戦目は南3局まではトップも見えていたが「トップ取りたかったんですけど、ちょっとオーラスに手が入って、長引いちゃいましたね」と内川幸太郎(連盟)にまくられ2着フィニッシュ。
2戦を終え、トータル首位の内川とは85.4ポイント差、2位の藤崎智(連盟)とは25.7ポイント差。「基本的には自分がトップを狙う麻雀なんですけど、やっぱり競っている相手が藤崎さんなんで、自分の順位点が変わらないような状況であれば、藤崎さんにはトップを取らせないという状況になるかもしれませんね。そういう状況にならず、自分トップが一番いいんですけど」とトーナメント戦を得意としている選手だけに、あらゆる状況に対応する術を持っている。
RTD2017リーグ覇者・平賀敏彦(最高位戦)がサバイバルマッチで敗退したため、RTDトーナメント2019では、最高位戦日本プロ麻雀協会唯一の出場選手となる石橋。トーナメント巧者が匠の技を見せる時は満ちた。【福山純生(雀聖アワー)】
【セミファイナルB 2回戦の成績】
1位 内川幸太郎(連盟)3万8600点 +58.6
2位 石橋伸洋(最高位戦)2万9100点 +9.1
3位 鈴木達也(協会)2万3400点 ▲16.6
4位 藤崎智(連盟)8900点 ▲51.1
【セミファイナルB 2回戦終了時点でのトータルポイント】
1位 内川幸太郎(連盟)+74.8(2/4)
2位 藤崎智(連盟)+5.9(2/4)
3位 石橋伸洋(最高位戦)▲10.6(2/4)
4位 鈴木達也(協会)▲70.1(2/4)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
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