ポーランド南西部にある人口約300人の小さな村、ミエイスツェ・オドジャンスキエ村。この村がいま、各国のテレビや新聞の取材が殺到するなど世界の注目を集めている。
その理由は、この地区の代表者が「男の子の赤ちゃんが誕生したら報酬を出します」と表明したこと。ミエイスツェ・オドジャンスキエ村では過去10年、なんと女の子しか誕生していないという。
地元メディアによると、この村の消防団(女性24人、男性8人)が競技大会に出たことで、女性が多いことが広く知られるように。最後に男の子が誕生したのは10年前で、2009年以降は12人の女の子が誕生したということだ。
「男の子が生まれたら報酬」に村の人は「どんな報酬が用意されているかはわからないけど、村はこの話題で持ちきり」「女の子が多いので、今は静かで平和。ほかの土地に行けば男の子にはいつでも会える」と話しているとのこと。また、米ニュース番組『TODAY』によれば、医師は「男の子が生まれる確率は50%(女の子も50%)。体外受精で生み分けでもしない限りこの確率は変わらない」と指摘しているという。
遺伝子解析ベンチャービジネスを展開するジーンクエスト代表取締役の高橋祥子氏も「よくわかっていないが、基本的に確率は50%のはず」と疑問を呈しつつ、「10年で12人なら偶然ということもありえる」との見方を示した。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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