将棋の王位戦七番勝負第4局が8月20日、兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われ、挑戦者の木村一基九段(46)が45手目を封じ、1日目を終えた。対局は明日21日の午前9時から再開する。
 同シリーズは第1、2局と豊島将之王位(名人、29)が連勝。第3局は木村九段が盛り返して初勝利を上げた。豊島王位からすれば勝てば初防衛に王手、木村九段にとっては悲願の初タイトルのためにも、先手番でタイに戻したいという一局だ。