将棋の王位戦七番勝負第4局が8月21日、兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われ、初防衛を目指す豊島将之王位(名人、29)と、自身初タイトルを狙う木村一基九段(46)が熱戦を繰り広げている。
 今回の七番勝負は、ここまで豊島王位が2勝、木村九段が1勝。豊島王位は勝てば初防衛に王手をかける。木村九段からすれば、7度目のタイトル挑戦での悲願達成には、まずタイに戻したいところだ。過去の対戦成績では、豊島王位が7勝5敗とリードしている。