24年ぶりにある世界記録が更新され話題となっている。
イギリスのニール・キャンベルさん(45)が世界記録(男性)を更新したのは、スリップストリームによる自転車走行。ポルシェ・カイエンにけん引されてスタートした後、途中で切り離し単独で走りゴールした。その速さはなんと時速280km。
ニールさんは、約200万円をかけて特別仕様にした自転車をつくって挑戦。ちなみに、ママチャリの平均時速は約12~17km、競輪のトップ選手でも最高時速は約70kmで、時速280kmは新幹線のぞみの最高時速に相当する。
どのような経緯を経てこの偉業を達成したのか。ニールさんはAbemaTV『けやきヒルズ』の取材に答えてくれ、「この挑戦のために仕事を辞めたんだ。フルタイムだとどうしてもトレーニングなどの時間が取れなくて…。記録達成までに5年かかったんだ」と明かす。
普通の自転車との違いについては、「安定性を高めるためにタイヤとタイヤの間を長くしているんだ。3Dプリンターでフレームを制作したよ。オートバイ用のタイヤやブレーキも使っているよ」と説明。また、これまで自転車にかけた総額は「計算するのは怖すぎる!」と笑い、日本でこのニュースが反響を呼んでいることについては「信じられないほど名誉なこと!いつか日本に行ってみたいんだ」と語った。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)






