宮崎謙介&金子恵美夫妻が語る”同期”石崎徹議員の暴言問題、そして”不祥事対応”の思い出
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 22日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』で、秘書への暴言・暴行が問題となっている自民党の石崎徹衆議院議員について、"当選同期"の宮崎謙介氏と金子恵美氏の"元衆議院議員"夫妻が言及。さらに、自らが経験したスキャンダル報道と、その後の対応について振り返った。

 宮崎氏は「私たちとは極めて近くて、仲が良かったんです。国会初登院の日、3人でランチを食べましたから。彼は3歳下で、"後輩力"が高いんです。可愛らしい、ワンちゃんみたいな。それで"金子さん、知ってますか?同じ新潟なんですけど、今から一緒にランチいきませんか?"と。そこからですね」と明かした上で、「問題の音声を聴きましたけど、引いてしまいました。本当にぱっと見、可愛いし人懐っこいし、子犬キャラだし。政策のことも一生懸命やってて、それで女好きと。憎めないやつだったんです。なのに部下に対して、ああいう風になっていると。衝撃でした。ああいう姿は見たことがないので、密室の、見えないところでそうだったんだと思います」と、悲しげな表情を見せた。

 金子氏は「財務官僚で若かったし、地元の新潟では財界の人たちも期待していました。年輩の女性たちからも"徹ちゃん"と可愛がられて。上手いこと世渡りするタイプだなと思って見ていました。一方で、"婚活議員連盟"とか、メディアに取り上げられるのが好きだなあ、品位がある方ではないかなとも……」と言葉を濁す。

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 二人の話を聞いた橋下徹氏は「国会議員が改めないといけないのは、官僚を呼んで"おい、お前"とやること。石崎さんも官僚時代、そうされていたのかもしれない。僕も表では役人のことをメタクソに言っていたけれど、話をする時は年齢関係なく、全て"さん付け"していた。秘書に対してもそう。民間ならそれが普通。だから不思議な世界だと思う。でも、秘書が文句を言ったらクビ切られるかもしれないしね。だから問題はどんどん大きくして、こういうことになると示すしか無いと思う」と指摘。

 続けて宮崎氏は「不祥事に関しては、自分から会見を開いたほうがいいと思います。石崎はコメントをマスコミに送って、"然るべきタイミングが来たら…"と言っていますが、早く開かないといけない。実は私の場合、初動は早かったんです。本会議が終わったら、すぐぶら下がりでコメントをすると決めていたんです。でも党の方からメモが回ってきて、"それはナシだ。車に走って、逃げるんだ"と。"本当ですか?"と3回も確認したんですが、"そうだ"と。結局、文春が発売された翌日が祝日だったので、会見したのは2日後。そうしたら、私が逃げるシーンが朝から晩まで使われて、"説明責任を果たさない"と。すごくダサいんですよ。オロオロした様子で。本当に、炎上の火がマックスのところで会見を開くことになりました」。

 橋下氏は宮崎氏の話を受け、「これからの時代、組織の不祥事ではなくて個人の不祥事なら、組織の言う事を聞いちゃだめ。どうせ組織を追い出されるか、自分から出ていくことになるなら、上からの指示で動くのではなく、個人で説明するべきだと思うし、その方がリカバリーも早いと思う」と同意した。

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 一方、金子氏は「(不倫問題について)最初に告げられた時、とにかく地元と党と国民の皆さんに話す機会を持たないと事は収まらないと思っていました。夫が逃げている様子は、私の地元でもすごく評判が悪かったですし、"なんで別れないの?"とよく言われました。でも、家族がちゃんと話を付けているのなら、他人がどうこう言うことではないので、政治家として説明責任を果たしてもらって、議員辞職するかどうかは本人が決断すればいいと考えていました」。

 その上で、「夫が自ら議員辞職を選んだことは立派だったと思います。私は出産直後だったので、会見は病院を抜けて宿舎で見ていましたが、夫が"辞職します"と言った瞬間、思わず"良く言った!"って、泣いちゃいました。夫はインテリ系の若い社会人や学生たちが"偉くなったらシンガポールに行って…"みたいに、日本を捨てて海外に行ってしまうことを憂い、志を立て、議員になってからは教育分野に力を入れていたので、その志半ばで辞職するのはあまりにも重いと思ったからです。永田町では異端児でしたけど、こういう人が政治の世界に入っていかないといけないと思っていましたし、果たせていないことを実現させてあげたい、そのために支えてあげないといけないと。夫の事をこういう風に言うのは恥ずかしいけれど…」と力説すると、橋下氏は「優しいなあ~!これは"夫婦セット"で売れるわ。講演会にもひっぱりだこやね」と笑っていた。(AbemaTV/『NewsBAR橋下』より)

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ゲスト:宮崎・金子夫妻
ゲスト:宮崎・金子夫妻
「彼は辞めない」
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金子恵美氏が激白
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