13日、窃盗の疑いで逮捕された韓国籍で住居・職業不詳のキム・ウォンギ容疑者(64)。キム容疑者は店主ともみ合いの末に逃走し、隣接する建物の二階から転落。店主に取り押さえられたのち、駆け付けた警察官によって身柄を拘束された。同容疑者は転落の際に胸部などを骨折していたとみられ、一時釈放されて身柄は東京警察病院へ。入院から5日目となる18日、捜査員の目を盗んで病院から逃走したが、27日になって東京都内で身柄が確保された。
キム容疑者は車いすでトイレに行った際、「ラウンジにメモ帳を忘れたので持ってきてほしい」と話すと、捜査員が6、7メートル離れたラウンジにメモ帳を取りに行った隙に逃走。防犯カメラには、元気に走って逃走するキム容疑者の姿が残されていた。店主の母は「せっかく命がけで捕まえたのに愕然とする」と憤りを隠せない様子で心境を語っている。
胸部などを骨折していたとみられるもののかなりの全力疾走での逃走。このことについて弘邦医院の林督元院長は「基本的に走る行為というのは下半身が障害されていなければ走れる」と医師の立場から状況を推測すると「本人が歩けないと言えば車いすは用意する。おまわりさんを油断させようとしたのだろう。前の方の肋骨はレントゲンでは見えない。本人が痛いと言えば肋骨骨折という言い方をするため、本当に骨折していていない可能性もある」と指摘していた。(AbemaTV『Abema的ニュースショー』より)
(C)AbemaTV
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