日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第6節C卓が9月3日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、黒沢咲が+53.7で卓内トップを取った。
前節を終えて暫定10位と、13位以下の降格圏にも近かった黒沢だが、今節は全4戦でオールプラスと好調。常にマイナスポイントが先行する形だったが、ついにプラス域へと浮上。降級の危機から一転、残り5節で上位2人の昇級まで狙える位置まで浮上した。「なんとか昇級争いに加われそうですが、いい日の次節が危ないので気をつけたいと思います」と油断しなかった。
【試合結果】
1位 黒沢咲 +53.7
2位 一井慎也 +26.8
3位 猿川真寿 ▲30.0
4位 古橋崇志 ▲50.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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