将棋の朝日杯将棋オープン戦の一次予選が9月5日に行われ、野月浩貴八段(46)が土佐浩司八段(64)に104手で勝利した。
朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
過去の対戦成績では野月八段が3勝、土佐八段が2勝だったが、本局では序盤の角交換から野月八段が確実に土佐陣の攻略に成功。王手の連続であっという間に土佐玉を寄せ切った。
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