将棋の朝日杯将棋オープン戦の一次予選が9月6日に行われ、石井健太郎五段(27)が杉本和陽四段(28)を147手で下した。
朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
先手番の石井五段は四間飛車を採用。互いに持ち時間がなくなる中、石井五段は自玉を上部脱出させることに成功。杉本四段の攻めを切らし、早指し戦ながら2時間39分に渡る熱戦を制した。
石井五段は午後7時から片上大輔七段(38)と対戦する。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
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