5日午前、横浜市神奈川区の京浜急行・神奈川新町駅近くの踏切で、8両編成の快特電車がトラックと衝突する事故が起こった。トラックを運転していた本橋道雄さん(67)が死亡し、34人がけがを負った。
本橋さんが運転していたのは大型の13tトラックで、線路脇の細い道から出る際に立ち往生していたことがわかった。左折しようとしたものの道幅が足りず、踏切側に右折しようとしたところ遮断器が下降。約1分10秒後に遮断器が上がり右折を試みるも、約30秒後に再び遮断器が下がり始めたため、前後進を繰り返し断念する。この約50秒後、遮断器が開き40秒ほどをかけて踏切に侵入したが曲がりきれず、トラックの前方が踏切内に侵入した状態に。ここで遮断器が下がり始め、荷台にぶつかった遮断器を通り抜ける形でトラックが踏切内に侵入して数秒後、電車が荷台部分に衝突した。