16日に開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』の58キロ以下級トーナメント決勝で、那須川天心と志朗が激突する。
プロデビュー以降の5年間、37戦37勝無敗の那須川は「負けは死だと思っている」と勝負への覚悟を見せると「『追うものは強い』ってよく言われますけど、自分も未来を追ってますから。ずっとチャレンジャーのまま。見てる場所、見ている世界がもっともっと上。こんなところで負けたくはないですよね」と、さらなる高みを見据えている。
対戦する志朗については「彼はずっとタイでやっていたので、日本で活躍する場ってなかったと思うんですけど。日本に来たときは強い選手に勝って、またタイに戻ってやっていたので『本当に強いな』って思いますよ。人としてもファイターとしても」と、リスペクト。
ファイトスタイルについて「独特ですよね、試合も淡々としているので、飲まれないようにしないと」と、分析を交えつつ「『ここにすべてを懸けてきた人』と、そういう相手には負けられないですよね、正直」と身を引き締めた。
さらに、那須川の試合の映像を毎日のように見ているという志朗に「実際に対峙をしてみないと、研究しても無理なことは多いですよ」と、チクリ。牽制とも捉えられる発言を残すと、ファンに対しては「期待してもらえれば」と余裕のひと言。理想とするフィニッシュブローは「日本刀のイメージですよね、スパっと」「一瞬というか、交差する瞬間に『なにが起こってたの?』みたいな、スローで見ないとわからない、そういうのが理想ですね」と語った。
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