「波乗りジャパン」大原洋人、“皇帝”に屈す ケリー圧巻の演技に視聴者「うますぎ」 
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 13日、宮崎で行われているサーフィン世界大会『ISA World Surfing Games』7日目・ラウンド3のヒート5に、“波乗りジャパン”こと日本男子代表の大原洋人が登場。ASPワールドチャンピオンに過去11度も輝いているサーフィン界のレジェンドであるケリー・スレーターと対戦するも、あと一歩届かず。2本のライディング合計が9.5ポイントで敗者復活戦となるリパチャージへ向かうことになった。

 ロータイドで「波の選択が難しい」と各選手がコメントするほど変わりやすいコンディションの中、ケリーは1本目のライディングから代名詞のカービング・ターン、さらにビッグ・エアーを披露して6点台をマーク。AbemaTVの視聴者からは「うますぎる」といった感嘆の声が聞かれた。

「波乗りジャパン」大原洋人、“皇帝”に屈す ケリー圧巻の演技に視聴者「うますぎ」 
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(1位通過を決めたアンジェロ)

 一方の大原は良い波を掴むことができずに軒並み3点台と苦戦する。大原は残り1分でいい波を掴んだが、1本目のエアー・アクションに続く2本目の鋭いリップ・アクションをメイクできず、このヒート敗退。リパチャージへ進むことが確定した。

 なお難しいコンディションでも安定した力を見せたケリーは合計10.13ポイントの2位通過でラウンド4へ進出。そのケリーを10.37ポイントで負かし、1位通過でラウンド4への進出を果たした28歳のアンジェロ・ボノメリ(イタリア)は、ヒート後のインタビューで「ケリーを負かす自信はあったか」と問われると「どうだろう……僕がサーフィンを始めた頃、ケリーは世界でNo.1のサーファーだったからね」と話し、未だに信じられないといった様子で終始笑顔を浮かべていた。

 リパチャージへ進むことになった大原だが、海外を転戦しながら力をつけている日本屈指のサーファーの一人であることに変わりはない。ここまで力強い演技を披露しているだけに、同日正午前後に行われる予定のリパチャージでの爆発に期待したい。

(C)AbemaTV

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