「安定と挑戦」の旗印のもと、スタートを切った第4次安倍再改造内閣。安倍総理は「新しい時代の国造りを力強く進めていく、そのための布陣を整えた」と述べたが、早くも"大丈夫なの?"という声が上がっているのが初入閣の竹本直一内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策)・情報通信技術(IT)政策担当だ。
就任後の会見では、自身の公式サイトが閲覧できない状態になっていることについて、記者から「科学技術を担当する大臣としてこの状況に関する受け止めを」と問われ、「これは事務所のホームページを管理している会社があるが、そこからロックをかけられた状態になっている。私も見ようと思っても見られない状態で早く復旧してくれと、このように言っているところだ。なぜロックされているかよく分からない」と回答。また、通称"はんこ議連"(日本の印章制度・文化を守る議員連盟)を務めていることから、IT社会に逆行しているのではないかという声や、「私自身はパソコンを日常的には使わないが…」と話した桜田義孝・元サイバーセキュリティ担当相との類似性を指摘する声もある。