貴景勝のまさかの敗戦に国技館騒然！解説の式秀親方は立ち合いに首をひねる「これまでの相撲じゃない」

＜大相撲秋場所＞◇十三日目◇20日◇東京・両国国技館

　関脇の貴景勝（千賀ノ浦）が、大関の豪栄道（境川）に上手投げで敗れ、3敗目（10勝）を喫した。これにより秋場所の優勝争いは、貴景勝と関脇の御嶽海（出羽海）、前頭八枚目の隠岐の海（八角）の3人が3敗で並ぶこととなった。

　1場所での大関復帰を決め、ここまで順調に勝ち星を積み上げてきた貴景勝だったが、この日は立ち会い直後の豪栄道の投げで敗戦。今場所の優勝候補筆頭と見られていた貴景勝が敗れたことで、国技館は一時騒然となった。

　今場所のこれまでとは明らかに違う貴景勝の立ち合いに、AbemaTVで解説を務めた元幕内・北桜の式秀親方は「なんだろう……。中途半端な立ち合いになっちゃった」と困惑気味に相撲内容を解説。「作戦を考えすぎちゃったのかな。（理由は）わかりませんけど、これまでの押していく相撲ではありませんね」と首をひねった。

（C）AbemaTV